蚊に刺され,対策

蚊に刺されの箇所にお湯をかけると毒素が抜けるって本当?

蚊に刺された箇所に45〜50℃くらいのお湯をかけるとかゆみがなくなる。こういった情報がネット上には流れています。今回はこの情報の真偽についてお話しています。

 

まずかゆみの原因は何なのか

まずこの情報の真偽を問う前に、蚊の痒み成分について解説しておきましょう。

 

蚊に刺されると患部が痒くなるのは蚊の唾液によるアレルギー反応のせいです。そして唾液に含まれるヒスタミンこそが痒みを起こす成分なのです。

 

つまり痒みを本当の意味で消すにはこの成分を分解するか、消し去るかしかないわけですが、果たして50℃程度のお湯をかけてヒスタミンを分解することができるのでしょうか。

 

答えはNOです。ヒスタミンの融点は83度〜84度であり、熱にはとても強いです。50℃程度の温度ではとても分解させるまでにはいたりません。

 

熱で蚊のかゆみが抑えられる理由

ただお湯をかけることでかゆみがおさまることは事実ですよね。これは何故か。

 

何故ならお湯をかけることで、患部の血流が抑えられて一時的にかゆみが治まるからです。成分が分解されたり、毒素が死滅したりすることが原因ではないのです。

 

ただお風呂程度の温度(40℃くらい)の場合逆に血流が促進されるのでかゆみが増してしまうと思います。

 

確かに風呂上がりってちょっと痒くなりますよね。

 

だからやるならば「熱湯」と感じるレベルの温度じゃないとあまり意味がないです。最低でも50℃、60℃くらいが一番効果が持続しやすいと思います。ただし火傷しないように・・・。

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